不動産買取が完了するまでのステップ

不動産買取が完了するまでのステップ

不動産買取を行ないたい場合は、まず必要書類の確認から開始します。
登記済権利証や固定資産税納付通知書といった書類を手元に用意することで、スピーディに取引を進めることができます。
次のステップとしては複数社に査定を頼むことになりますが、事前に相場を調べておくと良いでしょう。
環境などを含めて不動産相場を調べておけば、不動産買取を進めやすくなります。
査定の結果や担当者の様子、サービスなどを見て不動産買取業者を決定したら、実際の買い取りを行う前に条件確認を実施します。
お互いのスケジュール、持ちよるべき必要書類、さらには室内にまだ残っている家財道具の処分なども相談して決めることになるでしょう。
契約書などを読み上げて金額や諸条件を確認し、契約を締結します。
その後は決算と引き渡し、さらにこの取引に関する確定申告をして完了です。
不動産買取で利益が出た場合には確定申告が必須となっているため、忘れずに行ないます。

不動産買取の契約後にやらなければならないこと

一般的に不動産買取の契約を結んだ場合には、契約後引渡しまでには、通常1から2ヶ月ほどの時間が空くことになります。
これまでの間に引っ越し屋物件の立ち合いなど、様々なことをやらなければなりません。
引っ越し当日にはできる限りトラブルを発生させないようにするためにも、不動産買取の契約を結んだあとは、引き渡しまでに事前に準備をしっかりと行う必要があるでしょう。
契約後は引き渡しに向けてまず最初に引き渡しに必要となる書類を確認します。
大きく分けると買主に渡す書類と登記に必要な書類の二つの種類があります。
登記に必要なものが所有権移転登記、抵当権抹消登記のために必要なものです。
印鑑証明書などの公的書類も必要なのでしっかりと準備しておきましょう。
引き渡しの直前には不動産会社と物件の立会いを行います。
戸建の場合には売主による境界明示なども実施することになるでしょう。
付帯設備表に記載されている設備の状況についても一つ一つ確認を行っていきます。
精算額の事前確認も重要です。